• 知っておきたい用語解説
2019年11月19日

気になる用語を解説!「上棟」とは?

住宅を建築するにあたって、「上棟」や「上棟式」という言葉を聞いた覚えはないでしょうか?そもそも「上棟」とは何なのか、上棟式は行った方がいいのか、棟上げとの違いは?など、曖昧な部分が多いと思います。

今回は、そんな「上棟」についてご紹介していきます!

上棟とは?

上棟は、地域や大工、工務店などによって認識の違いがありますが、一般的に住宅の建築において、柱や梁など建物の基本構造が完成し、家の最上部で屋根を支える“棟木“(むなぎ)と呼ばれる木材を取りつけることを指します。棟木を取り付けることで、建物の骨組みが完成します。建築工事の着工と完了のちょうど中間にあり、建物の形態がおおよそ整ったという段階です。鉄筋コンクリート造の場合は、コンクリートの打ち込みが終了したとき、鉄骨造の場合は鉄骨工事が終了したときを一般的には指します。

他にも地域によっては、雨が多い地域の場合だと、きちんと屋根ができるまでを上棟としているところもあります。

棟上げとの違い

「上棟」には「棟上げ」「建前」「建舞」など似たような言葉が多いようですが、これらはほとんど同じ意味です。地域によって、呼び方の違いがあるそうですが、意味は同じと捉えて良いでしょう。

上棟式は行った方がいいの?

住宅の骨組みが完成した際に、無事に工事が進んだことへの感謝と、完成に向けての無事を祈願する意味を込めて、工事関係者と一緒に「上棟式」というものを行う場合もあります。上棟の場を式典としてお祝いするのが上棟式で、工事関係者と施主がコミュニケーションを図る機会になります。

昨今では上棟式を上げるケースは多くないようです。しかし、工事関係者の方々とコミュニケーションを図ることができるため、今後の家づくりがスムーズになるよう、上棟式に代わり簡単な顔合せを行う場合もあります。

上棟式の実施について気になるようでしたら、担当営業にその地域ではどうしているのかをご相談いただけば安心ですね。

まとめ

今回は、上棟についてご紹介しました。
上棟は、地域によって細かな違いもありますが、一般的には家の最上部で屋根を支える“棟木“(むなぎ)を取りつけることを指します。また、呼び方に種類もありますが、ほとんど同じ意味として捉えてもらって構いません。上棟について気になるようでしたら、ぜひ担当営業にご相談くださいませ。

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