石山寺(滋賀県大津市)の当社分譲地の施工レポート1~基礎工事編~
本日は当社分譲地のガーデンテラス石山寺の施工風景の基礎工事部分をレポートしていきたいと思います。
工事の施工風景を参考にしていただきますとより家づくりのことがさらによくわかり実感できると思いますので、ぜひ参考になさってください。
基礎は建物と地面が接している部分で、基礎工事は、建物のすべてを支える重要な工事となっています。
当分譲地ではすべての区画において、まったく知らない初めての土地でも安心して住宅購入をご検討いただけるように用途に応じた地盤調査を実施、また第三者機関により20年間の地盤保障を発行しています。ベタ基礎と呼ばれる荷重を底盤全体で受け面で支える工法により、建物全体の荷重を底盤全体で受け止めるよう工夫しています。
地盤補強工事
長く安心してお住まいいただくために土台は大切です。
まず地盤の補強工事を行うことにより入念に地盤調査を行っていきます。
地盤調査の結果、その地盤が軟弱であると判明した場合には、建物の
不同沈下を防止するため表層改良や、湿式柱状改良等により地盤
補強工事を行います。写真は湿式柱状改良の模様です。穴を掘り
ながら固化液を注入し固い支持層まで掘り進め、地中に建物を支える
柱を作る方法です。
配筋作業風景
住宅金融支援機構(住宅金融公庫の業務を継承した独立行政法人)の仕様(300mm間隔で直径10mm以上)を上回り、200mm間隔で直径13mm(立ち上がり部分は10mm)の鉄筋を組んでいき、鉄筋間隔を狭くすることにより、強度を強くしています。
当社分譲地では、建物の荷重を底盤全体で受け、面で支えるベタ基礎工法を採用しています。地面をコンクリートで覆うのでシロアリ対策にも有効です。
配筋検査風景
当分譲地では、すべての区画で、配筋作業完了後に、お客様に安心して暮らしていただけるように、住宅瑕疵担保責任保険及び、住宅性能表示制度に基づき、第三者機関(ハウスプラス)によって基礎配筋の検査を受けます。鉄筋の太さ・間隔・ベース部の配筋のコンクリートのかぶり厚・出隅・継手部・立ち上がり部分の補強の状況を入念にチェックしています。
コンクリート打設
配筋検査完了後、ベタ基礎スラブ(ベース部分)にコンクリートを流し込みます。養生期間をおいてベース部分のコンクリートが硬化した後、立ち上がり部分の型枠を施工し、立ち上がり部分にもコンクリートを流し込んでいきます。
ベタ基礎の完成までの作業風景
下記の手順で順番にベタ基礎が完成していきます。
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型枠を外したら、立ち上がり天端のレベルチェック(水平確認)を行います。立ち上がりの厚みは150mm※です。また構造上必要な壁に引戸を設ける場合などは、引戸の敷居下部にも基礎を設け、立ち上がりの厚みを二重(150mm+150mm=300mm)にしています。引き抜き応力の大きい箇所にはホールダウン金物を設置しています。※建物の収まり上150mmで施工しない箇所もあります。
まとめ
いかがでしたか?建物の基礎工事はお客様がお住まいいただく際にはほとんど見えなくなってしまう部分ですが、不備があると他の工事にも影響を及ぼしてまいます。安心してお過ごしいただくため敷島住宅では見えないところにも細心の注意を払い施工しております。ぜひ住宅選びの参考にしてください。
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- 敷島住宅建築部が執筆者です。敷島住宅の分譲住宅の現場や施工管理を行っています。
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