石山寺(滋賀県大津市)の当社分譲地の施工レポート3~屋根工事編~
本日は当社分譲地のガーデンテラス石山寺の施工風景の屋根工事編部分をレポートしていきたいと思います。
工事の施工風景を参考にしていただきますとより家づくりのことがさらによくわかり実感できると思いますので、ぜひ参考になさってください。
上棟を終えると次は屋根工事です。
屋根葺き工事
野地板の上から改質アスファルトルーフィング(防水紙)を葺き、結露水や湿気が建物内へ侵入するのを防ぎます。またベランダ床の仕上げと防水には、金属防水工法(スカイプロムナード)を採用。ベランダの床材はステンレス鋼板で耐久性に優れています。屋根材は軽くて強いケイミューのカラーベスト・コロニアル遮熱グラッサ。地震や風雨・火災・衝撃に強く断熱性・遮音性に優れています。さらに熱を遮り赤外線を反射、空調の節電にもつながります。外壁との取り合い部は、透湿防水シートの上からアスファルトルーフィングを壁面に沿って立ち上げています。
中間検査/躯体検査・下地検査
建築基準法で定められた中間検査※に加えて、住宅瑕疵担保責任保険及び、住宅性能表示制度に基づき、第三者機関(ハウスプラス)によって検査を受けます。建物配置や地面から棟の高さ、筋かいのサイズや位置、本数、使用金物が適切かどうか等を設計図(性能評価申請書)と照合します。さらに内装下地組の工程で、主に竣工時に隠れ
てしまう各部の防水部分や断熱構造について検査を受けます。
透湿防水シート施工
構造用合板の上から、水は通さず湿気を通す性質を持つ透湿防水シートを貼ります。壁内の湿気を透湿防水シートから通気層を通して外部に放出します。サッシ廻りや外壁を貫通するパイプ廻り、ベランダの笠木の出隅・壁あたり部分などは防水部材(ウェザータイト)と防水テープなどでしっかりと施工し、雨水の浸入を防ぎます。
サイディング工事
サイディングは耐光性に優れ色褪せしにくく、雨で汚れを洗い流す効果のある製品を採用しています。サイディングと防水シートの間には通気層を設けています。外気を通気層へ取り込み小屋裏や屋根の棟の換気口から逃がすことで、壁体内の結露を防止し遮熱効果も発揮します。
シーリング工事
サイディングの目地には防水のためシーリング材を充填します。サイディングのすべての目地にはシーリング材充填前に必ずプライマーを塗布し、サイディングとシーリング材の密着性を高めています。
まとめ
いかがでしたか?屋根工事は建物の外観やデザインを演出するうえで非常に重要な役割を果たしています。また外観のサイディングなどデザイン性だけでなく長くお住まいいただくために機能面も重要となっています。ぜひ住宅選びの参考になさってください。
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