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変動金利と固定金利の違いとは?住宅ローンの2種類の金利
こんにちは。敷島住宅営業担当です。
住宅ローンをお考えの方で、変動金利と固定金利どちらを選ぼうかお悩みの方はいらっしゃいませんか?
今回はそういった方に向けて、変動金利と固定金利の違い、どういった時に金利が変動しやすいのかを解説します。
目次
そもそも金利とは何か?
「金利」とは、借りている金額に応じて支払う利息の割合のことです。
借入れる金額が大きくなると、金利が1%変わることで返済総額は大きく変わります。
例えば、3,000万円を借入れて30年間で返済する計画を立てた場合、金利が1%高くなると返済総額は500万円以上多くなります。
変動金利と固定金利の違い
金利には大きく分けて「変動金利」と「固定金利」があります。
どちらがご自身のライフプランに合った金利なのか、ぜひ参考になさってください。
変動金利
「変動金利」とは、定期的に金利が見直されるタイプのローンです。
返済期間中にその時の景気などに合わせて、金利が上がったり下がったりする可能性があります。
しかし、繰り上げ返済をうまく行うことで、金利が上がりきる前に支払いを終える方法も考えられます。
メリット
一般的には、固定金利よりも金利が低めに設定されています。
今後金利が上昇しない、もしくは下がる場合は、低い金利のままで返済することができます。
金利が安いうちにしっかり貯蓄を行い、住宅ローン減税の終わる10年後から繰り上げ返済を行うことで、金利上昇の影響を受けにくくなります。
デメリット
景気の変動などで金利が上がれば、返済額も増えてしまいます。
返済総額が金利の動きで変わるため、家計を安定しつつ計画的にコツコツ返済をしたいという方にはおすすめできません。
固定金利
「固定金利」はローンを借り入れた時から、決められた一定の期間において金利を固定できるタイプのローンのことです。
金利変動のリスクを取りたくない場合、固定金利のほうが安心して返済プランを立てられるでしょう。
メリット
金利が固定されているために、金利の変動で返済額が多くなる心配がなく、安心感があります。
また、返済額が最後まで変わらないので、支払いの計画が立てやすいのも特徴です。
将来的に変わるお子様の学費などの出費に対しても、その時期の出費が予想できるので、計画的に用意しておくことが可能です。
また、金利上昇のリスクがないので、無理に繰り上げ返済を行わなくても良いのもメリットです。
デメリット
固定金利は変動金利より金利が高めの設定になっており、今後低金利が続くようであれば変動金利よりも返済総額が多くなります。
金利はどういった時に変動しやすいのか?
「これから先の、金利の変動を予測できれば、どちらを選べばいいかわかるのでは?」
と思われる方がいるかもしれません。
実は金利の予想をすることは大変難しいのですが、変動の要因を知っておくに越したことはありません。
金利の変動の要因となる可能性の高い、5つのポイントをご紹介します。
国内景気
金利は、国内景気が好況な時は上がりやすく、不況な時は低下しがちです。
「景気がいい時」は働いている人にお給料をが多く支払われるため、お金の需要が高まり、金利が上昇すると考えられます。
国内物価
物価が上がると金利も上がりやすいと考えられます。
モノを買いたい人が増え、モノの値段が上がっていく状態です。
逆に物価が下がる時は、お金の需要が減り、金利が下がります。
これはお金を借りてまでモノを買おうとする人が減少するためです。
外国為替
外国為替が上昇すると金利も上がる傾向があります。
円安になると国内物価の上昇につながり、金利が上昇すると考えられます。
この原因は輸入品が高くなったり、海外旅行の代金が高くなったりするためです。
金融政策
お金を借りやすくするために、金融政策が緩和されると金利が低くなります。
金融緩和は不況になると、日本銀行が景気底上げのために行う政策です。
逆にインフレーションや景気の過熱が心配され、金利引締策が実施されると金利が上がりお金が借りにくくなります。
株価
一般に株価が上昇する時は、国内景気が好況になると予想されることが多く、好況の影響で金利が上がっていくと考えられます。
変動金利と固定金利の違い、どういった時に金利が変動しやすいのかの解説は、いかがでしたでしょうか。
アベノミクスやオリンピックの影響で、固定金利も過去最低となっていますが、変動金利と固定金利のどちらが得かはお客様それぞれのライフプランによって変わってきます。
ローンの種類を選ぶ際は、この記事をぜひ参考にしてみてください。
また、敷島住宅の営業マンがおすすめする住宅ローンの、こちらの記事もご参考になさってください。
敷島住宅の営業マンがすすめる住宅ローンランキング~本社営業部~
住宅ローンの2つの種類「元利均等返済」と「元金均等返済」については、こちらの記事で解説しております。
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- 敷島住宅営業部が執筆者です。お客様の住まい選びのお手伝いをしています。
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