• 知っておきたい用語解説
2019年9月18日

「住居地域」って?気になる用語を解説!

こんにちは、敷島住宅の企画設計部です。

建物が建つ市街化区域には、必ず用途地域が定められています。用途地域は全部で13区分あり、そのうち住宅専用の用途地域は8区分です。購入予定の物件がどの用途地域にあたるのか、その地域ではどのような環境づくりが配慮されているかを知ることで、住環境がある程度予想できます。

今回は、用途地域のなかでも「住居地域」について解説していきます!

住居地域とは?

そもそも用途地域とは、「この土地は、指定した用途に合わせて使ってください」と定めた地域のことです。もちろん、用途地域が指定されていない土地もあります。用途地域は都市計画法などによって定められています。都市計画法や用途地域に関しての詳しい説明は、以下のリンクからご覧ください。
「都市計画法」って何?気になる住宅用語を解説!

そのなかでも住居地域は、主に住居の環境を保護するための地域のことです。低層住居専用地域や中高層住宅専用地域のように高さや日当たりの制限が厳しくないため、一戸建てとマンションが混在する街のイメージです。住居地域は「第1種住居地域」「第2種住居地域」「準住居地域」の3つに分けられています。

3つの住居地域

まずは、「第1種住居地域」から解説していきましょう。「第1種住居地域」は3000㎡までの、住宅、病院、大学、店舗や飲食店、オフィスビル、ホテルなどが建築可能な地域です。住宅系の用途地域の中ではそれほど規制が厳しくなく、マンションや店舗、事務所を建てることが可能です。

「第2種住居地域」では、第1種住居地域の条件に加えて、麻雀店、パチンコ店、カラオケボックス等の遊戯施設も建築が可能です。

「準住居地域」では、第2種住居地域の条件に加えて、映画館や営業用倉庫、劇場なども建築することができ、住居系用途地域の中では、最も許容範囲が広い地域です。しかし、準住居地域はなかなか少なく、もし物件があれば穴場ともいえるでしょう。

住居地域には、スーパーなどの店舗や、遊戯施設などの建築が可能ですので、利便性の良さがメリットといえます。

まとめ

今回は、住居地域について解説しました。住居地域では様々なタイプの建物が建築可能なため利便性が良く、住環境とのバランスも良いので住みやすい用途地域です。他の用途地域について解説している記事もありますので、ぜひ併せてご覧ください。

関連記事

住宅の「高さ制限」って?気になる専門用語を解説!

建築基準法や都市計画法により、住宅における用途地域の種類の制限、建ぺい率や容積率による建物の大きさの制限などが…

  • 知っておきたい用語解説
  • testtest2019年9月18日

分譲住宅って建売住宅のことだけではない!?建売住宅と売建住宅の違いとは?

分譲住宅の購入をお考えですか? でもちょっと待ってください。 分譲住宅=建売とお考えではありませんか? 実は分…

  • 知っておきたい用語解説
  • testtest2019年9月18日

住宅の「モジュール」って?気になる用語を解説!

物件の図面や間取りを見る時、「尺」や「間」といった単位を見たことはないでしょうか?図面に出てくる「尺」などはモ…

  • 知っておきたい用語解説
  • testtest2019年9月18日

最近話題の「バーチャルモデルルーム」とは?

「バーチャルモデルルーム」という言葉を耳にした覚えはないでしょうか?昨今のVR技術の進歩によって、実はモデルル…

  • 知っておきたい用語解説
  • testtest2019年9月18日

住宅購入をお考えの方へ!住宅の価格を計る「建築坪単価」とは?

住宅メーカーのCMで、「坪単価○○万円!」といった売り文句をよく耳にしませんか? ただ、この「坪単価」という言…

  • 知っておきたい用語解説
  • testtest2019年9月18日
shikishima-town の分譲地はこちら
上へ