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2020年2月14日

気になる用語を解説!「収納率」とは?

住宅を検討していく中で「収納率」という言葉を聞いたことはないでしょうか?住宅のすべての床面積から、収納スペースがどのくらいあるのかが分かれば、住み心地の良さをある程度推測することができます。

今回は、そんな「収納率」についてご紹介していきます!

収納率とは?

収納率とは、床面積に対する収納部分の面積比率のことを指します。押入やクローゼットなど、高さのあるスペースも計算対象に含めるのが一般的ですが、つり戸棚・下足入れ・キャビネットなど高さの限られたスペースも計算に含める場合もあり、収納率を比べる際には注意が必要です。

収納スペースは多ければ多いほど良いと思いがちですが、収納スペースを広く取ればその分、居住スペースが狭くなってしまいます。快適な居住スペースを確保するためには、適切な収納スペースを設定することが大切です。マンションでは8パーセント程度、戸建ての場合は15パーセント程度が平均的な収納率となっています。

収納率の計算方法

収納率は住宅の床面積に占める収納スペースの割合を指すので、「収納面積÷総床面積×100」で計算することが可能です。しかし、どこまでの高さの収納を含めるかによって値は変わってくるので、注意が必要です。住宅の図面から収納率を計算できるので、収納率を把握しながら新しい住居を検討することをおすすめします。

収納率の適正値は?

家族構成やライフスタイルによって違いはありますが、10~12%の収納率を確保すれば住みよい暮らしが実現されるでしょう。たとえば、総床面積が約100㎡の住宅の場合、収納面積が約12㎡あれば不便なく住みよい住宅と言えます。

収納のポイントとしては「出し入れのしやすさ」「収納場所と使う場所の距離」「収納するものと場所の意図」です。例えば、玄関には靴や帽子などお出かけに関するものが収納できる方が便利ですよね。収納率と同時に、収納する場所とその意図を考えて、収納スペースの設計をしておきましょう。

まとめ

今回は、収納率についてご紹介しました。収納率をあらかじめ把握しているのとしていないのとでは、いざ新しい生活を始めたときの生活の利便性に大きく影響しますので、ぜひ収納率を確認してみてください。同時に、収納スペースと生活環境の兼ね合いも確認しておくと、より便利な生活を送ることができるでしょう。

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