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気になる用語を解説!「間接照明」とは?
こんにちは。敷島住宅のインテリアコーディネーターです。
住宅購入を考える上で、照明設計はこだわりたいポイントの1つです。その中でも、明るさを得る直接的な照明だけでなく、空間を演出する間接照明を住宅に上手に取り入れることによって、住空間をより豊かにできます。
今回は、そんな「間接照明」についてご紹介していきます!
目次
間接照明とは?
光源からの光を壁や天井に当て、反射した光を照明として用いるものを指します。器具からの光が上方向に90%、下方向へ光が10%以下の場合、間接照明に分類されます。光源としては、LEDが用いられます。
直接照明と比べて、柔らかい光で眩しくなく、空間に奥行きや広がりを持たせることができます。スタンドライトやスポットライトなどの照明器具で、天井や壁、床へあてる光の方向を工夫することで、間接照明による空間演出が可能です。透過素材のシェードを使ったスタンドライトや行燈などのような、直接光源が見えないようになっている照明も、間接照明として認知されています。
間接照明のメリット
続いて、間接照明のメリットをご紹介します。
リラックス効果
光源が直接見えないので、不快な眩しさがなく、光に柔らかさが出てリラックス効果が得られます。そのため、ダイニングでの間接照明はゆったり落ち着きのある食事ができ、寝室での間接照明は快適な睡眠に繋がります。
視線誘導・部屋に立体感が出る
間接照明で壁など一部分を照らせば、そこに視線を集めることができます。美術館や博物館などを想像してもらえば分かりやすいでしょう。コントラストが生まれるので、部屋に立体感ができ、広さや奥行きを感じることができます。
間接照明を付ける際に気をつけること
すべてを間接照明にしない
間接照明は、シーリングライトなどと比べるとやや暗い印象です。そのため、くつろいだりする環境には向いていますが、細かな作業をしたり、本を読んだりするような場所では、間接照明だけでは少し暗く感じるので作業効率が落ちてしまうこともあります。直接照明と使い合わせながら、照明設計を考えましょう。
光源をしっかり隠す
光源がしっかり隠れていないと、一部分の光が眩しいために雰囲気の統一性が失われます。間取りプランをしている段階から、照明器具の位置や見え方を住宅会社と相談していくことをお勧めします。
まとめ
今回は、間接照明についてご紹介しました。間接照明のある部屋は空間演出がしやすく、リラックスできる空間となります。導入を検討している方は間取りや家具の配置をしっかりとイメージして、照明設計を考えていきましょう。
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