• 住まいとお金
2019年4月11日

贈与税の仕組みと新築住宅購入時の親からの資金贈与について

親などから援助を受けて新規住宅を購入する際、考えなければいけないことの1つに贈与税があります。

「贈与税の申告ってどうすればいいの?」
「新築住宅購入の際、両親からの援助には贈与税がかかるの?」
「そもそも贈与税について詳しく知らない・・・」という方も多いのではないでしょうか?

そこで今回は贈与税の仕組みや、非課税になる場合など、贈与税に関する情報をお伝えしていきます!

贈与税の仕組み

贈与税とは?

そもそも、贈与税とはいったいなんでしょう?

贈与税は、「贈与者の亡くなる前に、受贈者が無償で受け取った財産に対してかかる税金」のことです。
ちなみに、贈与者が亡くなった後になると、贈与税ではなく「相続税」扱いになります。

そして、その際に税金を支払うのは、贈与者ではなく受贈者です。
贈与税は、現金はもちろんのこと、有価証券や不動産なども、贈与税の課税対象に含まれます。

つまり、贈与税は個人から財産をタダでもらった場合に、もらった人にかかる税金なのです。

贈与税はどれくらいかかるの?

贈与税は、毎年1月1日から12月31日までの1年間を区切りとし、その聞に贈与された財産の合計額に基づいて計算されます。従って、贈与税の課税価額は、1年間に受けた贈与財産の合計額となります。この課税価額から、年間110万円の基礎控除額を控除し、税率をかけて贈与税額を算出します。

簡単にあらわすと、「(贈与された財産の合計額 − 110万円)× 税率 = 贈与税」になります。
また、税率は「贈与された総額」に応じて、「20歳以上の者が直系尊属から贈与を受けた場合」と「それ以外」によって変わります。

詳しい税率などは、国税庁のHPよりご覧ください。
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/zoyo/4408.htm

住宅購入をする場合、贈与税が非課税に?

贈与税には、住宅購入のための資金を祖父母や両親などから贈与された場合、一定額まで非課税になる「住宅取得等資金贈与の特例」という制度があります。

年間110万円超の贈与に関しては贈与税の対象になりますが、直径尊属から住宅取得のための資金を贈与され、消費税10%増税後に契約を締結して住宅を取得すると、非課税枠が最大3000万円まで増加します。
最大非課税枠は、省エネ等住宅の条件を満たているか、契約を締結した日がいつかなのかにより変わります。

両親など直系尊属からの贈与の可能性のある人は、そのタイミングに合わせたマイホーム計画を考えてもよいでしょう。

住宅取得等資金等の非課税について詳しくは、国税庁のHPをご覧ください。https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/sozoku/4508.htm

まとめ

今回は、贈与税についてご紹介しました。

通常、贈与された財産に対しては贈与税が課税されますが、親などから援助を受けて新築住宅を購入される際は、贈与税が一定額まで非課税になる場合があります。住宅購入は人生において高額な買い物になるため、事前にきちんとお調べすることをお勧めします。

関連記事

住宅の省エネ基準とは?気になる用語を解説!

「省エネ基準法」という言葉を耳にしたことはないでしょうか?実は、住宅・建築物などのエネルギー消費量は、全エネル…

  • 住まいとお金
  • testtest2019年4月11日

繰り上げ返済とは?住宅ローンで知っておきたいことをご紹介!

住宅ローンの繰り上げ返済の仕組みをご存知ですか? 「ある程度しか知らない。」「よく分からない。」という方も多い…

  • 住まいとお金
  • testtest2019年4月11日

グリーン住宅ポイントの付与について

こんにちは。敷島住宅営業担当です。 近々、住宅を購入しようとしている人が気になるのはグリーン住宅ポイント制度で…

  • 住まいとお金
  • testtest2019年4月11日

増税の負担を減らそう!次世代住宅ポイントって?

2019年10月1日をもって、消費税率が10%へと引き上げられました。増税に伴い、様々な制度や施策が増えました…

  • 住まいとお金
  • testtest2019年4月11日

自己資金なしで夢のマイホームを購入?自己資金やローンについてご紹介!

「自己資金なしでも住宅は購入できるの?」と、住宅の購入に際してこのようにお考えの方は非常に多いのではないでしょ…

  • 住まいとお金
  • testtest2019年4月11日
shikishima-town の分譲地はこちら
上へ