• 屋根・外壁
2018年4月4日

小屋裏の換気は必須?軒天換気材で住宅を長持ちさせよう!

こんにちは。敷島住宅の企画設計部です

今回は、住まいの中でとても重要な、当社分譲地で取り入れている、小屋裏の換気の仕組みについてご説明したいと思います。

住宅の壁面より外側に出ている屋根部分「軒」。この屋根部分の下面が軒天です。ツバメが巣をつくる部分と言ったらイメージしやすいかと思います。

一般的には軒がある住宅と、ない住宅では耐久性に大きな差が出ると言われています。さらに住宅をキレイに長く保つには小屋裏の換気が必要です。

 

まず、軒が住宅に対して発揮する効果はいくつもあります。まず、軒があることで外壁を保護することができるというメリットがあります。建物そのものの耐久性に関わる外壁ですが、風雨や日光など最も外からの影響を受けます。しかし、軒があれば風雨や日光などの、ダメージを軽減することができます。また、軒によって室内に入る日光を調整でき、過度な室内温度の上昇を防ぐこともでき、雨よけにもなります。このような観点から、一般的には軒がある住宅と、ない住宅では耐久性に大きな差が出ると言われているのです。

 

そして、住宅の耐久性という点でもう1つ着目したいのが「小屋裏」です。屋根裏と言ったほうがなじみ深いかもしれないですね。いわゆる屋根の直下の部分ですが、屋根に近いこともあり非常に高い温度になってしまいます。夏場だと60度近くに達することもあるようです。そのような状態は、住宅の根幹である木材にとって劣悪な環境であると言わざるを得ません。空気がこもってしまえば、汚れや劣化にもつながります。そのため、小屋裏の換気は住宅をキレイに長く保つうえで必要なことなのです。

 

賢い選び方

ここでご紹介したい商品が「軒天換気材」です。

この商品は、軒先や窓際を換気孔にすることで、効率的な小屋裏換気を実現するものです。換気をするということで雨の浸入を心配される方がいらっしゃると思いますが、独自の二重換気スリットによって雨が入りにくいという特徴を持っています。そして、30分準耐火構造において2種類の認定を取得しており、万一の火災時に小屋裏への延焼を遅らせる効果があります。

また、住宅にこだわりたいならば、機能だけでなくデザインも気になりますよね。この軒天換気材には、汎用性の高い「軒先タイプ」と見切り材としての機能を備えた「壁際タイプ」の2種類があります。そのため用途に応じて使い分けることができ、外観も美しく仕上がります。見切りも兼ねれば、施工の効率化も可能です。

住宅の耐久性を維持する上で、軒の存在と小屋裏の換気が重要だと理解していただけたかと思います。当社分譲地ではこのように隠れた工夫もしています。ぜひ当社分譲地選びの参考にしてくださいね。

※軒天換気材は、準防火地域のみになります。

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