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2018年8月3日

住宅の構造で耐震性を高める!Tec-Oneをご紹介します

こんにちは、敷島住宅の企画設計部です。

地震の多い日本では、耐震性の高い家に住み、安心して暮らしたいものですよね。
「耐震性能を高める方法は?」
と、住宅の耐震性について気になっている方は多いのではないでしょうか。
では、住宅の耐震性を高めるためには、何に注意すればいいのでしょうか。
そこで今回は、「構造で高める耐震性」についてご紹介いたします。

地震に関する住宅構造は3つある

住宅の地震に対する構造として一番に思い浮かぶのは、耐震構造ですよね。
しかし、地震に対する住宅の性能は耐震の他にも、制震や免震があります。
では、この3つの違いとは何なのでしょうか。

耐震構造

耐震とは、「建築物が倒壊せずに、住人が避難できること」を前提にし、地震の揺れに耐えることをいいます。
単に耐えるだけであるため、大地震に遭うと、家の中の被害や躯体の損傷を避けることはあまり期待できません。
しかし、耐震性の高い家に住むことは、住む人の安全に繋がるため、必ず押さえておきたい性能であるといえます。

制振構造

制振とは、錘やダンパーなどを組み込み、地震の揺れを吸収することをいいます。
制振の場合、上階ほど揺れが増幅する高層ビルには特に有効な技術です。

免震構造

免震とは、建物と基礎の間に免震装置を設置し、地盤と切り離し、揺れを建物に直接伝えないことをいいます。
建物に地震の揺れ自体を伝えないため、建物内の被害を小さくするにはこの3つの中では最も効果的です。

しかし、この3つの構造も、建物自体の構造や躯体自体に不具合があると、最大限にその性能を発揮することができません。

構造を高めるTec-One

木造軸組構造の性能を高めるのが、Tec-Oneの金物接合方法です。
木と木を接合して組み上げる木造の住宅の場合、接合方法が強度を左右します。
従来の方法では、木を大きく欠き込み、欠損が大きくなるということが難点でした。
しかし、このTec-Oneの金物接合方法では、12㎜の最小の欠損部だけで接合を行うため、ズレが生じにくく、木材本来の力を発揮させ、耐震性を高めることができます。
敷島住宅の分譲では、Rêve仕様で通し柱と横架材の取り合いに、GRÂCE仕様で土台の継手部分や柱と梁の接合部など各所に採用。
また、事前に工場でミリ単位の精度でカットした木材を使用。より狂いの少ない、安心して暮らせる住まいをつくっています。

また、GRÂCEでは標準仕様、Rêveではオプションで制震ダンパーを採用しており、地震からも効率的に住宅を守ることができます。

 

以上、構造で高める耐震性について紹介いたしました。
地震への強さには、耐震の他にも制震や免震があります。
しっかりと木材の接合を行い、耐震性を高め、地震が来ても安心して住むことができる家に住みたいものですね。

新築をお考えの方は、ぜひ一度敷島住宅にご相談ください。

敷島住宅の分譲ブランドの構造の工夫や制震システムの仕様については、こちらの記事をどうぞ。
Rêveは全棟「住宅性能評価書」付き
GRÂCEは全棟「住宅性能評価書」付き

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