- 屋根・外壁
セルフクリーニング機能って?サイディングの親水性を詳しく解説!

こんにちは。敷島住宅の企画設計部です。
あらゆるものは、長年使うほど、汚れが付着して当初の美しさを失っていきます。それは、家でも同様です。一般的には築年数を重ねるほど、外壁の汚れが積み重なっています。
多くの家が年月とともに外観の美しさを失っていく中で、「何年か前に建った家なのに、新築のようにきれいな外壁だな」と思う家に出会ったことはありませんか?
そのような家は、「セルフクリーニング機能」を持つサイディングを使った家かもしれません。
今回は、外壁の「セルフクリーニング機能」と、それに必要な「親水性」についてお話しします。
外壁の親水性とは?
「親水性」という言葉の意味をご存知ですか?
文字の通り、水の相性がいいということを意味します。一般的に、水と混ざりやすい性質や、水を吸収しやすい性質をもつ物質が「親水性の高い物質」と言われています。
それでは、外壁における「親水性」はどのような意味なのでしょうか?
親水性のある外壁とは、表面に水が広がり、水滴が入り込むような性質を持つものを指します。反対に、撥水性の高い外壁は、水が表面に広がらず、玉のように水滴が付くものです。
セルフクリーニング機能を持つサイディングとは?
セルフクリーニング機能を持つサイディングとは、親水性があり、雨で汚れを洗い流す機能がある外壁材を指します。
水となじむ「親水性」のある外壁より、水をはじく「撥水性」のある外壁のほうが、汚れもはじくのでは?と感じられるかもしれません。しかし、「撥水性」のある外壁は、水ははじきますが、油成分の汚れを防ぐことができないため、しだいに汚れが溜まっていきます。
一方、「親水性」のある外壁は、空気中にある水分子を取り込み、外壁の表面に薄い水の膜を作ります。そうすることで静電気を抑え、ほこりなど付着しにくいだけでなく、付着した汚れも水分の膜の上にあるため、雨の日に綺麗に洗い流せるのです。このように、雨の日に外壁自ら汚れを落とす機能を、セルフクリーニング機能と呼びます。セルフクリーニング機能のある外壁は、長期間外観の美しさを保つことができるでしょう。
家の外壁は、大切なその家の印象を大きく左右するものです。そのため、ずっと綺麗な状態を保ちたいですよね。クリーニングを外壁自ら行ってくれる、親水性のあるサイディングは、とても大変な外壁のお手入れをしなくても、長期間美しい状態を保ちます。
セルフクリーニング機能のあるサイディングは、皆さんのお家を美しく保つために適した外壁材です。外壁選びの際は、柄や色などこだわるのはもちろん、セルフクリーニング機能があるかどうかもご検討ください。
当社の分譲住宅でもRêveではケイミューを、GRÂCEではケイミューとニチハの2種類のメーカーからお選びいただけます。是非住宅選びの参考にしてくださいね。

- 敷島住宅設計部が執筆者です。お客様の住みやすさを考えた暮らし方提案をしています。
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