- 敷島住宅の活動
「美味しいお茶を日常に」一保堂のお茶ワークショップ in 滋賀支店イベントスペース
こんにちは。敷島住宅のマーケティング部です。
家事に仕事に追われる日々。
その合間に、お家で美味しいお茶を点ててホッと一息…憧れますね。
今回は、2月2日に敷島住宅滋賀支店のイベントスペースで行われた、日本茶専門店「一保堂茶舗」の「お茶のこと」ワークショップの様子をお届けします。
目次
一保堂茶舗とは
京都では知らない人は居ないのではないかというぐらい有名な、一保堂茶舗。
茶道で使われる上等なお抹茶から、日常使いの緑茶、お番茶まで幅広く取り扱う、日本茶の専門店です。
ワークショップでは、その一保堂からインストラクターの先生とそのお手伝いをしていただくスタッフさんにお越しいただきました。
お茶ワークショップ
本日の会場はこちら、敷島住宅滋賀支店のイベントスペースです。
参加者は、小さいお子様連れのご家族、親子でのご参加、お友だち同士でお越しいただいたグループなど、幅広い年齢層の方々。
時間より少し早くから、参加者の方々が集まり、思い思いに席についていきます。
和気あいあいとした雰囲気の中、まずはお茶の種類の説明とテイスティングからスタートです。
テーブルの上には
各席には、今日のワークショップで使うお抹茶茶碗に小ぶりの茶碗、茶筅(和風泡だて器みたいなお道具ですね)、プリントと冊子、ペンとお手拭きが用意されています。
2人に1組、お茶、茶こし、茶杓(竹のスプーンのようなもの」も置かれています。
席に着くと、スタッフのお姉さんが水を持ってきてくださいました。
お茶の種類のお話
お茶というと、お茶席などで出される抹茶、緑茶、番茶が思い浮かびますが、全部同じ種類の茶葉だとご存知でしたか?
味も見た目もこんなに違うのに!!
お茶には甘み成分「テアニン」と、渋み成分「カテキン」が含まれていて、太陽の光を浴びるとテアニンがカテキンになるのです。
甘みを引き出したい「抹茶」「玉露」は茶畑に覆いをし、渋みでスッキリさせたい「煎茶」「番茶」は太陽をいっぱい浴びて大きくなります。
さらに、「煎茶」は早くに収穫し、「番茶」は大きく育ててから収穫するのだそう。
だから同じお茶の木でも、味と見た目が変わるんですね。
「番茶」はちょっとややこしくて、地域により「番茶」と呼ばれるお茶が違います。
茶色で葉の大きな「ほうじ茶」だけではなく、緑色の「柳(やなぎ)」や「玄米茶」も「番茶」の仲間。
関西では「ほうじ茶」を「番茶」と呼ぶのが一般的ですが、関東のお茶屋さんで「番茶下さい」と言うと緑のお茶が出てきてビックリ、なんてこともあるのだとか。
今回の「番茶」は関西になじみ深い「ほうじ茶」をいただくことになりました。
4種類のお茶をテイスティング
次は「抹茶」「玉露」「煎茶」「番茶」のテイスティングです。
一種類づつ飲み比べてみると、見た目も味も、違いがハッキリわかります。
ふわふわ泡だった「抹茶」。
緑が濃く、口に含むとお茶の香りが広がります。
澄んだ緑がきれいな「玉露」。
とても甘みが強く、とろりとした口当たりです。
山吹色の「煎茶」。
渋みがスッキリとして爽やか、日本茶と言えば思い浮かぶのがこの味。
香ばしい香りの「番茶」。
カフェインが少ないので、軽やかでゴクゴク飲める味。
抹茶体験
次はいよいよ、抹茶を点てる体験です!
抹茶を点てる時に大切なポイントは、まずお茶を濾すこと。
抹茶は細かい粉なので、静電気でダマができてしまうのです。
そのままではお湯としっかり混ざらないので、点てる前に茶こしで濾す必要があります。
お茶の量は茶杓に山盛り1杯と半、約2gです。
小さいお茶碗にお湯を約60ml入れ、抹茶茶碗に移したら、茶筅をもってシャカシャカと15秒!
なんとか泡が立ちました。
「お湯がぬるい、お茶の量が足りないと泡が立ちにくいです。泡のあるなしで味が変わるので、泡を立てるかは好みですね。泡が立たなくても気にしないで。それよりも長い時間混ぜすぎないでくださいね」とインストラクターさんの言葉。
あまり神経質にならず、お湯とお茶の粉が混ざればOKです。
綺麗なお菓子が運ばれてきました。
見た目も味も美しい椿は、京都の鍵善さんのもの。
美味しいお菓子と、自分で点てたお抹茶…なんて贅沢なひととき。
日常にお茶を
今回のワークショップでは抹茶茶碗を使いましたが、もっと日常にお茶を取り入れて欲しいということで、いろいろなアイデアをご紹介いただきました。
抹茶茶碗がなくても、茶筅が動かせるサイズであればご飯茶碗やスープカップでも抹茶は点てられます。
また、注ぎ口のある大きな器で一度に抹茶を点てて、小ぶりのお茶碗やコーヒーカップ、ガラスコップに注ぐと、作法を気にせずリラックスして楽しめます。
「和菓子以外にチョコレートも合うので、コーヒーカップのソーサーに沿えると良いですよ」なんて素敵な提案も。
コーヒーカップなら、気軽に抹茶を楽しめそうですね。
ガラスのコップも、抹茶の色が綺麗でオシャレです。
「抹茶を買っても飲みきれなくて…」という心配にもお答えいただきました。
アイスクリームに粉のままかけたり、塩に混ぜて抹茶塩として。
点てた抹茶にミルクを入れて、抹茶ラテも簡単でおすすめとのこと。
「開封後はニオイ移りにだけ気を付けて、常温で1カ月大丈夫。飲む抹茶としてだけでなく美味しく楽しんでください」とプロに言ってもらえると、安心しますね。
参加者の皆様は、お話を聞きながら熱心にメモをとり、お茶を楽しんでらっしゃいました。
お茶を入れる体験では、小さなお子様も初めて自分で点てた抹茶にニッコリ。
イベントが終わってからも、インストラクターさんやスタッフの方に質問されている方も。
抹茶というと、つい身構えてしまいますが、もっと気軽に日常に取り入れて欲しいという熱い思いが伝わるイベントでした。
敷島住宅滋賀支店のイベントスペースについて
敷島住宅滋賀支店では、イベントスペースを近隣の方々との交流の場として開放し、ワークショップなどを開催予定です。
また、打合せやご自身でイベントを企画されている方へのレンタルスペースとしてもお使いいただけるよう、貸し出しも行っております。
県内外問わず、膳所近辺での貸し出しスペースをお探しの方はぜひ。
申し込みやご利用方法の詳細については、お問い合わせください。
お問い合わせは
077-526-5560 (平日のみAM9:00~PM18:00)
営業企画推進室まで
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